ペンチの代わりになるもの15選|家にある道具で安全に代用するコツ
- はじめに|「ペンチがない」と困った時こそ落ち着いて選びたい
- まず知っておきたい|ペンチはどんな役割の道具なの?
- 代用品を選ぶ前に確認したいこと
- ペンチの代わりになるもの15選|まずは家庭にある道具から
- ハサミ|軽い切断や仮押さえに使いやすい
- フォーク|細いワイヤーを少し曲げたい時に便利
- スプーン|押さえる・浮かせる作業の補助に
- 爪切り|細いものを少し切りたい時に便利
- ピンセット|小さな部品をつまむならかなり便利
- 洗濯ばさみ|軽い固定や仮止めに使いやすい
- トング|大きめのものや熱を持つものに向く場合もある
- 栓抜き|引っかける動作の補助に使えることも
- カラビナ|引っ張る・仮固定する時に便利
- 定規|まっすぐ整えたい時の補助役に
- ここまでで覚えておきたいこと
- 工具系でペンチ代わりになるもの
- シーン別|どの代用品を選べば使いやすい?
- 女性や初心者でも扱いやすい代用品は?
- 逆に危険|やってはいけない代用方法
- 安全にペンチ代用品を使うコツ
- 実際によくある失敗例
- 結局ペンチは買った方がいい?
- よくある質問
- ポイントまとめ
はじめに|「ペンチがない」と困った時こそ落ち着いて選びたい
「少しだけ針金を曲げたいのに、ペンチが見つからない」
「結束バンドを切りたいだけなのに、工具箱がどこか分からない」
「ちょっとした修理なのに、わざわざ買いに行くほどでもない」
そんなふうに困ること、ありますよね。
ペンチは、つかむ・曲げる・切るといった作業ができる便利な道具ですが、毎日使うものではないので、いざ必要になった時に手元にないことも少なくありません。
そんな時は、家にある身近な道具で一時的に代用できる場合があります。
ただし、ここで大切なのは、代用品はあくまで軽作業向けということです。
硬い金属を無理に切る、電気まわりに家庭用品を使う、高温のものを耐熱性が分からない道具でつかむ、といった使い方は避けましょう。
無理をすると、ケガだけでなく、道具の破損や部品の傷みにつながることがあります。
この記事では、ペンチの代わりとして使いやすい身近な道具を、初心者の方にもわかりやすく紹介していきます。
「今あるもので何とかしたい」「買う前に代用品を知っておきたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まず知っておきたい|ペンチはどんな役割の道具なの?
代用品を選ぶ前に、まずはペンチがどんな作業に向いているのかを整理しておくと失敗しにくくなります。
ペンチの主な役割は、次の3つです。
| 役割 | 内容 |
|---|---|
| つかむ | 小さな部品や金具をしっかり持つ |
| 曲げる | 針金や細いパーツの形を整える |
| 切る | 細い線や結束バンドなどを軽く切る |
たとえば、アクセサリーの金具を整えたい時、結束バンドを切りたい時、細い針金を少し曲げたい時などに使われます。
つまり、代用品を選ぶ時も「何をしたいのか」を先に決めることが大切です。
小さなものを持ちたいだけならピンセットで足りるかもしれませんし、切りたいならハサミやニッパーの方が向いている場合もあります。
反対に、作業内容と道具が合っていないと、やりにくいだけでなく危険も増えてしまいます。
特に、電気配線・コンセント・家電内部・通電中のコードには、家庭用品を絶対に使わないでください。
感電・ショート・火災のおそれがあるため、こうした作業は自己判断せず専門業者へ相談するのが安心です。
代用品を選ぶ前に確認したいこと
「つかめそうだからこれでいいかな」と選んでしまう前に、次の3つを確認しておくと安心です。
何をしたいのかをはっきりさせる
まず大切なのは、「つかみたい」「切りたい」「曲げたい」のどれなのかをはっきりさせることです。
同じ“ペンチの代わり”でも、向いている道具はかなり変わります。
たとえば、小さなネジをつまみたいならピンセット、結束バンドを切りたいならハサミやニッパー、細いワイヤーを少し曲げたいならフォークやラジオペンチというように、作業内容で選ぶのが基本です。
素材が危険ではないか確認する
次に確認したいのが、相手の素材です。
柔らかい紐や薄いプラスチックなら代用しやすいですが、金属や熱を持つものは慎重に見た方が安心です。
特に注意したいのは次のようなものです。
| 注意したい素材や状況 | 理由 |
|---|---|
| 硬い金属 | 道具が壊れたり滑ったりしやすい |
| サビた金属 | 切り傷につながりやすい |
| 高温の部品 | やけどや道具の変形につながる |
| 電気配線 | 感電や火災のおそれがある |
| ガラス周辺 | 割れや破損の危険がある |
サビた金属や屋外にあった金属は、表面が鋭くなっていることがあり、切り傷の原因になります。
もし傷を負った場合はまず流水で洗い、深い傷・汚れた傷・腫れや痛みが続く場合は医療機関に相談しましょう。
力が必要かどうか考える
ペンチ代用品でいちばん失敗しやすいのは、「思ったより固くて力が必要だった」というケースです。
少し試してみて動かない時は、その時点でいったん止めるのが安全です。
無理に続けると、ハサミの刃が欠けたり、フォークが曲がったり、手元が滑って手をぶつけたりすることがあります。
“少し怖いかも”と感じたら、その感覚を大切にして無理をしないことが一番大切です。
ペンチの代わりになるもの15選|まずは家庭にある道具から
ここからは、家の中で見つけやすい道具を中心に、ペンチの代わりとして使いやすいものを紹介していきます。
どれも本物のペンチほど万能ではありませんが、軽作業なら十分役立つことがあります。
ハサミ|軽い切断や仮押さえに使いやすい
ハサミは、いちばん身近な代用品のひとつです。
細い紐、タグ、柔らかいプラスチック、細めの結束バンドなどを切る時には役立ちます。
また、刃を軽く閉じた状態で小さなものを挟み、少し押さえるような使い方ならできる場合もあります。
キッチンバサミは比較的丈夫なものが多く、梱包材の処理などにも使いやすいでしょう。
ただし、硬い針金や金属をハサミで切るのは避けてください。
刃こぼれの原因になるだけでなく、滑って手を傷つけることがあります。
フォーク|細いワイヤーを少し曲げたい時に便利
フォークは、細くて柔らかいワイヤーや金具を少し曲げたい時に使えることがあります。
フォークのすき間にワイヤーを引っかけて、ゆっくり力を加えると、手だけより形を整えやすい場合があります。
アクセサリー用の柔らかいワイヤーや、工作用の細い針金などには使いやすいことがあります。
丸みのあるカーブを付けたい時にも、形状が役立つことがあります。
ただし、フォークは工具ではありません。
無理な力をかけると先端が開いたり曲がったりしやすいので、強い力が必要な作業には使わない方が安心です。
スプーン|押さえる・浮かせる作業の補助に
スプーンは、つかむというよりも「押さえる」「少し浮かせる」「軽く差し込む」といった補助作業に向いています。
たとえば、ふたの端をそっと浮かせたい時や、シールの端をめくる時などに使えることがあります。
先端が丸いので、角のある工具よりは一点に力が集中しにくいのも使いやすいところです。
ただし、強くこじる用途には向いていません。
電子機器・電池端子・精密機器の内部には、金属製のスプーンを差し込まないでください。
ショートや破損の原因になることがあるため、機器まわりでは無理に使わないようにしましょう。
爪切り|細いものを少し切りたい時に便利
爪切りは、細いタグ紐、柔らかい結束バンド、細めのテグスなどを少し切りたい時に役立ちます。
小さいので細かな位置を狙いやすく、外出先でも手元にあることが多いのが便利です。
「ほんの少しだけ切りたい」という場面では意外と使いやすく、細かな作業とも相性がいい道具です。
ただし、こちらも硬い金属や太いワイヤーには向いていません。
無理に使うと刃が欠けたり、本体が傷んだりすることがあるため、軽い素材だけに使うのが安心です。
ピンセット|小さな部品をつまむならかなり便利
小さなネジ、ビーズ、アクセサリーパーツなどを扱う時は、ピンセットがとても便利です。
指ではつまみにくい小さなものも扱いやすく、狭い場所の部品を持ち上げたい時にも役立ちます。
模型、ハンドメイド、電池交換時の細かな部品作業などでは、ペンチよりも扱いやすいこともあるくらいです。
先端が細いタイプなら、位置調整もしやすいでしょう。
ただし、ピンセットは強く曲げたり引っ張ったりする用途には向いていません。
“つまむ専用”くらいの気持ちで使うと失敗しにくいです。
洗濯ばさみ|軽い固定や仮止めに使いやすい
洗濯ばさみは、軽く挟んでおきたい時の補助にぴったりです。
接着剤が乾くまで紙や布を押さえたり、工作中の小さなパーツを仮止めしたりする時に便利です。
力はそれほど強くありませんが、「少しだけ固定したい」という用途なら十分使えることがあります。
子どもの工作でも、指の代わりに軽く押さえる道具として使いやすいのが魅力です。
ただし、重いものや厚みのあるものを固定するには向いていません。
外れやすいので、あくまで軽作業用として使うのが安心です。
トング|大きめのものや熱を持つものに向く場合もある
キッチンにあるトングは、少し大きめのものをつかみたい時や、直接手で触れたくないものを持ちたい時に便利です。
アウトドアやキッチンまわりでは、簡易的に役立つ場面もあります。
ただし、ここはしっかり注意したいところです。
高温のものを扱う場合は、必ず耐熱性のあるトングや耐熱手袋を使用してください。
プラスチック製や耐熱温度が分からない道具は、溶けたりやけどにつながったりするおそれがあります。
細かなネジや針金を扱うような作業には向きませんが、ある程度サイズのあるものを動かしたい時には選択肢になります。
栓抜き|引っかける動作の補助に使えることも
栓抜きは、リング状のものを少し引っかけたい時や、軽く持ち上げたい時に使える場合があります。
たとえば、指だけでは引っかかりにくい輪っか状のパーツを少し動かしたい時などです。
ただし、想像以上に力をかけてしまうと、対象物を傷めたり変形させたりすることもあります。
本来の用途とは違うので、“少し補助できたら十分”くらいの使い方にとどめるのが安心です。
カラビナ|引っ張る・仮固定する時に便利
カラビナは、細かくつかむ道具ではありませんが、引っかける・引っ張る・まとめるといった動きには役立つことがあります。
キャンプ用品、バッグまわり、防災用品などで身近に持っている方も多いのではないでしょうか。
ロープをまとめたり、荷物を仮固定したりする場面では使いやすく、指で引っ張りにくい時の補助にもなります。
ただし、アクセサリータイプのカラビナは耐荷重が低いものも多いため、重いものや安全確保の目的には使わないようにしましょう。
定規|まっすぐ整えたい時の補助役に
定規は、薄い素材をまっすぐ折りたい時や、軽くラインを整えたい時に便利です。
紙、薄いプラスチック、やわらかい素材をまっすぐ曲げたい時の補助として使いやすいでしょう。
ペーパークラフトや軽い工作では特に使いやすく、きれいな折り目を付けたい時にも役立ちます。
ただし、硬い金属を曲げるような用途には向きません。
プラスチック製の定規は強い力で割れることもあるため、軽い作業だけに使うのが安心です。
ここまでで覚えておきたいこと
ここまで見てきたように、家庭にある道具でも、軽作業ならペンチの代わりになるものは意外とたくさんあります。
ただし、どの道具にも向き・不向きがあり、万能ではありません。
特に大切なのは、次の3つです。
| 覚えておきたいポイント | 内容 |
|---|---|
| 作業内容で選ぶ | つかむ・切る・曲げるで道具を変える |
| 無理をしない | 固い・怖いと感じたら中断する |
| 危険な対象には使わない | 電気・高温・硬い金属・ガラス周辺は要注意 |
子どもが使う場合は、年齢に合った道具を選び、刃物・針金・小さな金具は必ず大人が管理してください。
小さな部品は誤飲のおそれがあるため、乳幼児の近くでは使用しないようにしましょう。
ここまでは、家庭にある道具を中心に見てきました。
次は、もう少ししっかり作業したい時に役立つ工具系の代用品や、安全に使うためのコツを深く見ていきましょうね。

工具系でペンチ代わりになるもの
家庭にある道具だけでは少し不安な時は、すでに家にある別の工具が役立つことがあります。
ここからは、ペンチの代わりとして使いやすい工具系アイテムを見ていきましょう。
ニッパー|切る作業ならかなり頼れる
ニッパーは、切断に特化した工具です。
結束バンド、細い針金、プラスチックパーツなどを切りたい時には、ハサミより向いていることが多いです。
特に、切る作業だけをしたいなら、ペンチより使いやすく感じる方も多いでしょう。
切断面も比較的きれいに仕上がりやすく、プラモデルや軽いDIYでもよく使われます。
ただし、ニッパーはつかむ・曲げる用途には向いていません。
刃先をこじるように使うと傷みやすいため、あくまで切る専用として使うのが基本です。
ラジオペンチ|細かな作業ならむしろ本命
ラジオペンチは、先端が細くて長いタイプの工具です。
一般的なペンチより細かな場所に入りやすく、小さい部品をつまんだり、細いワイヤーを曲げたりする作業に向いています。
アクセサリー修理、模型、電子工作、細い金具の調整などでは、普通のペンチより使いやすいことも少なくありません。
狭い場所の部品をつかみたい時にも便利です。
ペンチの代用品というより、用途によってはペンチより合っている工具とも言えます。
プライヤー|力を入れてつかみたい時に便利
プライヤーは、強くつかむ・固定する作業に向いています。
固い部品を押さえたい時、回しにくいものをつかみたい時、水まわりの部品を動かしたい時などに役立つことがあります。
口が大きく開くタイプも多く、幅のある物にも対応しやすいのが特徴です。
ただし、力が強いぶん、対象物に傷が付きやすいという注意点もあります。
家具の金具やメッキパーツを扱う時は、タオルや布を間に挟んで保護すると安心です。
モンキーレンチ|固定したい時の補助に使いやすい
モンキーレンチは、本来はナットやボルトを回すための工具ですが、幅を調整できるので固定の補助にも使えることがあります。
家具のネジまわりを押さえたい時や、水まわりのナットを固定したい時などには便利です。
サイズ調整ができるため、複数のサイズに対応しやすいのも魅力です。
ただし、小さな部品をつまむような細かな作業には向いていません。
細部に使おうとすると滑りやすいため、“大きめの部品向き”と考えておくと失敗しにくいです。
マルチツール|アウトドアや備え用として便利
マルチツールは、ペンチ、ナイフ、ドライバーなどがひとつになった便利なアイテムです。
キャンプや災害時など、「大きな工具箱は持てないけれど最低限の道具は欲しい」という場面で活躍します。
ちょっとした修理、紐のカット、ネジ調整などを1本でこなせるのは大きな魅力です。
ただし、本格的な工具ほどの強度はない場合もあります。
また、ここも大切な注意点です。
刃物付きのマルチツールは、保管・携帯・持ち込み制限に注意が必要です。
公共施設・交通機関・イベント会場などでは制限がある場合があるため、使用場所と保管方法をよく確認しましょう。
シーン別|どの代用品を選べば使いやすい?
代用品は、場面ごとに選ぶとぐっと使いやすくなります。
ここでは、よくあるシーンごとにおすすめの道具を整理してみます。
DIYで使いたい時
DIYでは、結束バンドのカット、金具の仮固定、ナットの押さえなど、場面によって必要な動きが変わります。
軽いDIYなら、次のように使い分けるとわかりやすいです。
| 作業内容 | 使いやすい道具 |
|---|---|
| 結束バンドを切る | ニッパー、ハサミ |
| 小さな金具を押さえる | ピンセット、ラジオペンチ |
| 部品を仮固定する | 洗濯ばさみ |
| ナットを押さえる | モンキーレンチ |
| 少し強くつかむ | プライヤー |
ただし、木材加工・電動工具まわり・硬い金属・電気まわりは代用品で無理をしないことが大切です。
アクセサリー修理をしたい時
アクセサリー修理では、細かい金具や丸カンを扱うことが多いため、先端が細い道具が向いています。
特に使いやすいのは次のような道具です。
| 道具 | 向いていること |
|---|---|
| ピンセット | 小さなパーツを拾う、位置を整える |
| ラジオペンチ | 金具をつまむ、少し曲げる |
| 小型ニッパー | 細いパーツを切る |
| 丸ヤットコ | 丸みのある形を整える |
アクセサリーは表面に傷が付きやすいので、直接強く挟まず、布やマスキングテープを使って保護するときれいに作業しやすいです。
結束バンドを切りたい時
結束バンドを切るなら、やはりニッパーがいちばん使いやすいです。
比較的安全に切りやすく、切り口も整いやすいからです。
ニッパーがない場合はハサミや爪切りでも対応できることがありますが、太い結束バンドはかなり硬いことがあります。
無理に切ると刃が傷むこともあるため、切れにくいと感じたら無理をしないようにしましょう。
水まわりや固いフタを扱いたい時
洗濯機ホースや固いフタなどを扱う時は、しっかりつかめる道具が必要です。
この場合はプライヤーやモンキーレンチが役立つことがあります。
水まわりは滑りやすいので、ゴム手袋を併用すると作業しやすくなります。
また、直接挟むと部品に傷が付きやすいため、タオルを間に挟むと安心です。
ただし、古い部品は劣化していて割れやすい場合もあります。
固すぎる時は無理をせず、必要なら専門業者に相談する方が安全です。
子どもの工作で使いたい時
子どもの工作では、何よりも安全優先です。
扱いやすいのは、洗濯ばさみ、定規、子ども用ハサミ、やわらかいトングなどです。
小さな部品や針金を使う時は、必ず大人が管理し、そばで見守るようにしましょう。
誤飲の心配がある年齢では、小部品は近くに置かない方が安心です。
キャンプやアウトドアで使いたい時
キャンプやアウトドアでは、「今ある道具でなんとかしたい」という場面が多いですよね。
そんな時に便利なのは、トング、カラビナ、マルチツール、キッチンバサミ、小型プライヤーなどです。
ただし、暗い場所での作業や火の近くでの作業は危険が増えます。
耐熱性が分からない道具で高温のものを扱わないこと、暗い中で無理に作業しないことを意識すると安心です。
女性や初心者でも扱いやすい代用品は?
工具に慣れていないと、「なんだか怖そう」「滑りそう」と感じることもありますよね。
そんな時は、軽い・小さい・握りやすいものを選ぶとかなり扱いやすくなります。
扱いやすさの目安を表で見ると、こんな感じです。
| 道具 | 扱いやすい理由 |
|---|---|
| ピンセット | 軽くて小回りが利く |
| 小型ラジオペンチ | 細かな作業がしやすい |
| 爪切り | 小さくて位置を合わせやすい |
| 小型ニッパー | 軽い切断に向いている |
| 洗濯ばさみ | 力が弱くても使いやすい |
特にアクセサリー修理やハンドメイドでは、大きな工具より小型工具の方が扱いやすいことも多いです。
最近はグリップが柔らかいものや、軽量タイプも増えているので、手に合うサイズを選ぶと楽に使えます。
100均のミニ工具も、軽作業なら意外と便利です。
ただし、本格的なDIYや硬い金属への使用には向かないこともあるため、軽作業向けと考えて使うのが安心です。
逆に危険|やってはいけない代用方法
代用品は便利ですが、ここだけは避けたいという使い方もあります。
安全のために、しっかり押さえておきたいポイントをまとめます。
ハサミで硬い金属を切る
これはかなりよくある失敗です。
硬い針金や金属ハンガーをハサミで切ろうとすると、刃こぼれや滑りにつながります。
金属を切る必要がある時は、ニッパーなど専用工具を使う方が安全です。
電気配線に家庭用品を使う
コンセント、壁内配線、家電内部、通電中のコード、延長コードの加工などは危険です。
資格や専門知識が必要な作業もあるため、自己判断で行わず専門業者へ相談してください。
「少しだけ触るだけだから」と思っても、感電やショート、火災の原因になるおそれがあります。
高温のものを不適切な道具でつかむ
耐熱性の分からないトングやプラスチック製の道具で熱いものを扱うと、溶けたり、やけどにつながったりすることがあります。
高温のものには、耐熱性のある道具だけを使うようにしましょう。
ガラス周辺で強くこじる
窓、ガラス棚、ガラス部品の近くで力任せにこじるのも危険です。
滑った時に割れやすく、破片で手を切るおそれがあります。
サビた金属を素手で触る
サビた金属は表面が鋭くなっていることがあり、思った以上に切り傷につながりやすいです。
作業時は手袋を使い、傷を負った場合は様子を見ずに適切に対処することが大切です。
危険な例を表にすると、次のようになります。
| 避けたい使い方 | 起こりやすいトラブル |
|---|---|
| ハサミで硬い金属を切る | 刃こぼれ、滑り、ケガ |
| 電気配線に家庭用品を使う | 感電、故障、火災 |
| 耐熱性不明の道具で高温物をつかむ | 溶ける、やけど |
| ガラス周辺で強くこじる | 破損、切り傷 |
| サビた金属を素手で触る | 切り傷、汚れた傷 |
安全にペンチ代用品を使うコツ
代用品を使う時は、ちょっとした工夫でかなり安全性が高まります。
手袋を使う
滑り止め付きの手袋があると、手元が安定しやすくなります。
切り傷の予防にもなり、力も入れやすくなります。
布やタオルを挟む
プライヤーやモンキーレンチで部品をつかむ時は、布を間に挟むと傷防止になります。
特に家具金具、水まわり部品、アクセサリーなどにはおすすめです。
作業台の上で行う
不安定な場所より、机や作業台の上で行う方が安全です。
小さな部品が転がらないように、下にタオルを敷くのもおすすめです。
力任せにやらない
代用品は専用工具ほど丈夫ではありません。
少しずつ力を加えて、「固い」と感じたらいったんやめることが大切です。
明るい場所で作業する
暗い場所では刃先や部品が見えにくくなります。
ケガ防止のためにも、明るい場所で作業しましょう。
実際によくある失敗例
代用品でよくある失敗を知っておくと、同じ失敗を防ぎやすくなります。
| 失敗例 | 防ぐコツ |
|---|---|
| ハサミが欠けた | 硬いものには使わない |
| フォークが曲がった | 強い力をかけない |
| ピンセットの先が開いた | 曲げ作業に使わない |
| 部品に傷が付いた | 布を挟んで作業する |
| 手元が滑ってケガをした | 手袋を使う、無理に力を入れない |
「これくらいなら大丈夫かな」と思った時ほど、いったん立ち止まるのが大切です。
結局ペンチは買った方がいい?
ここまで代用品を見てきましたが、何度も使う予定があるなら、やはり専用工具を1本持っておくと安心です。
DIY、家具組み立て、アクセサリー修理、工作、キャンプ、防災用など、出番は意外とあります。
特に初心者の方が選びやすいのは、握りやすい万能タイプのペンチです。
チェックしたいポイントは次の通りです。
| 選び方 | 見たいポイント |
|---|---|
| サイズ | 手に合う大きさか |
| 重さ | 疲れにくいか |
| グリップ | 滑りにくいか |
| 開閉のしやすさ | バネ付きで扱いやすいか |
| 用途 | つかむ・曲げる・軽く切るに対応しているか |
また、用途別にそろえるなら次のような選び方も便利です。
| 用途 | 向いている工具 |
|---|---|
| アクセサリー修理 | ラジオペンチ、丸ヤットコ |
| 結束バンド切断 | ニッパー |
| 固い部品を回す | プライヤー |
| 家具組み立て | モンキーレンチ |
| アウトドア | マルチツール |
最初にそろえるなら、ペンチ・ラジオペンチ・ニッパーの3本があるとかなり安心です。
よくある質問
ペンチの代わりにハサミを使っても大丈夫?
柔らかい紐や薄いプラスチック程度なら使えることがあります。
ただし、硬い針金や金属には使わない方が安全です。
100均のペンチでも十分使える?
軽作業なら役立つことがあります。
ただし、硬い金属や本格的なDIYには向かない場合もあるため、軽作業向けとして使うのが安心です。
針金を切るなら何が向いている?
細い針金ならニッパーがいちばん使いやすいです。
切れにくいと感じたら無理をせず、専用工具を使いましょう。
女性でも扱いやすい工具はある?
あります。
小型・軽量・グリップが柔らかいものは、初心者の方でも扱いやすいです。
子どもが使ってもいい?
年齢に合った安全な道具なら使えることがありますが、刃物・針金・小さな部品は必ず大人が管理し、そばで見守ることが大切です。
ポイントまとめ
ペンチがない時でも、家にある道具や別の工具で一時的に代用できる場面は意外とたくさんあります。
ハサミや爪切りは軽い切断に、ピンセットは小さな部品をつまむ作業に、フォークは細いワイヤーを少し曲げる時に役立つことがあります。
また、ニッパー、ラジオペンチ、プライヤー、モンキーレンチなどがあれば、より作業しやすくなる場面もあります。
ただし、代用品はあくまで軽作業向けです。
電気配線・高温物・硬い金属・ガラス周辺・サビた金属など、危険が伴う場面では無理をしないことが大切です。
安全に使うためには、手袋を使う、布を挟んで傷を防ぐ、明るい場所で作業する、少しずつ力を加えるといった基本もとても大切です。
そして、「これ以上は危ないかも」と感じた時にすぐ止められることも、立派な安全対策です。
何度も同じような作業をするなら、やはり専用のペンチを1本持っておくと安心です。
代用品で対応できる範囲と、専用工具が必要な場面を上手に見分けながら、安全第一で使っていきましょう。
