ディズニーランドやディズニーシーへの家族旅行を計画する際、天気は大きな関心事です。私自身も娘とパークを訪れる前は、出発の一週間前から天気予報をチェックし続けています。
「雨が予報されているけど、何を準備すればいいのだろう?」
「もしパーク内で急に雨が降り始めたら、どう対応するのがベストだろう?」
このような不安を抱える親御さんも少なくないはずです。そこで今回は、雨の日のディズニーパーク訪問時のポイントや、必要な持ち物、ベビーカーの扱い方についてお話します。
雨の日のディズニーパーク訪問:子連れで知っておくべきポイント
雨の日にパークを訪れる際のコツを紹介します。天候に左右されずに楽しむためのポイントがあります。
カバーのある場所での休憩が鍵
子どもとのパーク訪問は、体力を要します。雨が降ると体力の消耗が早まるため、屋根のある場所で休憩を取ることが重要です。
ディズニーランドではワールドバザール、ディズニーシーではマーメイドラグーンが休憩に最適なスポットです。ワールドバザールは全域が屋根で覆われており、ショップやアトラクションが楽しめます。マーメイドラグーンは屋内のアトラクションが多く、特に「アリエルのプレイグラウンド」が小さな子どもたちに人気です。
事前のレストラン予約を利用する
雨の日の食事は、プライオリティ・シーティングを活用すると良いでしょう。これは、対象レストランで事前に予約をしておくことで、指定の時間に優先的に席に案内してもらえるシステムです。
雨の日は晴れの日よりも予約が取りやすくなることが多いですので、チャンスを逃さないようにしましょう。オンラインでの事前予約が可能で、当日予約も一部のレストランで行えます。
雨の日限定のパレードとキャラクターグリーティングを楽しむ
ディズニーパークのショーやパレードは天候により中止されることもありますが、ディズニーランドでは雨の日限定で「ナイトフォール・グロウ」というミニパレードに変更されることがあります。ただし、非常に強い雨や風の場合は中止されることもあります。
また、屋外のキャラクターグリーティングは中止となりますが、屋根のある場所では特別なグリーティングが設けられます。ディズニーランドのワールドバザールやディズニーシーのホテルミラコスタ下の通路では、晴れた日には見られないキャラクターたちとの出会いがあります。
購入したお土産は配送サービスを利用して便利に
雨の日はお土産の持ち運びが困難になります。その際は、パーク内の「宅配センター」で商品を自宅に配送してもらうことをお勧めします。クール便にも対応しており、チョコレートなどの溶けやすい商品も安心して購入できます。
ただし、ガラス製品など配送できない商品もあるため、詳細はカウンターで確認してください。配送料は商品のサイズや配送地域によって異なります。ディズニーランドではワールドバザール、ディズニーシーではメディテレーニアンハーバーに宅配センターがあります。閉園時間が近づくと混雑が予想されるため、早めに手続きを済ませると良いでしょう。
雨の日のディズニーパーク訪問:子連れのための持ち物リスト
防水性の服装を準備しよう
雨の日のディズニーパークでは、大人も子どもも防水性のある服装が必要です。傘の使用は他の来園者に迷惑をかけることがあるため、レインコートの着用をおすすめします。これにより手が自由になり、手をつなぐ際にも便利です。ただし、アトラクションに乗る際にはレインコートを脱ぐ必要があるため注意が必要です。小雨の場合は、撥水加工が施されたパーカーでも問題ありません。また、強い雨の日には長靴が役立ちますが、子どもが履き慣れていないと疲れる可能性があるため、普段履き慣れた靴を持ってくることをおすすめします。
着替えの準備も忘れずに
雨が降る日のパーク訪問では、子どもの服や下着、靴下を余分に持っていくことが重要です。寒い時期でも、体温調節のために薄手のカーディガンやパーカーを用意すると便利です。さらに、ディズニープリンセスなどのキャラクターデザインのアイテムを用意すると、子どもも喜びます。
ベビーカーにはレインカバーを
ベビーカーを使用する場合、突然の雨に備えてレインカバーを装着することが大切です。パーク内ではアトラクション利用時にベビーカーを特定の場所に置く必要がありますが、多くの場所には屋根がないため、しっかりとしたカバーが役立ちます。また、完全な防水を求める場合は、出発前に防水スプレーを使用すると良いでしょう。
タオルとバスタオルを携帯する
フェイスタオルやバスタオルを複数持参すると、さまざまなシチュエーションで役立ちます。顔や手、荷物やベビーカーを拭くのに便利です。また、パークで売られているキャラクタータオルを購入し、お土産にするのも楽しいです。
防水袋を用意する
大きめのビニール袋やチャック付きのポリ袋は、濡れた物を分けて保管するのに適しています。アトラクションの利用時には、レインコートを素早くしまうためにも便利です。
絆創膏を準備する
雨の日は滑りやすくなり、子どもが転倒しやすくなるため、絆創膏を持っていくと安心です。慣れない長靴での靴擦れ対策としても役立ちます。もし何かあった場合は、パークスタッフに相談し、救護室での処置を受けることができます。
雨の日のディズニー訪問:ベビーカーの準備と管理
ディズニーパークでの訪問時、特に雨の日はベビーカーがあると非常に便利です。疲れた子どもを乗せることができ、さらに荷物も載せることができます。持ち込みが難しい場合は、パーク内でベビーカーをレンタルすることができます。レンタル条件は以下の通りです:
- 使用料:1日1,000円
- タイプ:B型フード付き
- 対象:生後7ヵ月以上で身長100cm以下、体重15kg以下の子ども
- 耐荷重:20kg
フード付きですが、雨の完全な防御は難しいため、レインカバーを用意することをお勧めします。必要な場合はパーク内のショップで購入することも可能です。
雨の日のディズニーパーク訪問:子連れでの最適なルート
このセクションでは、雨の日にディズニーランドとディズニーシーを子連れで楽しむための効率的な方法をご提案します。レストラン利用のアドバイスを活かして、家族全員で快適な一日を過ごしましょう。
ディズニーランドでの楽しみ方
雨の日は屋内アトラクションが人気です。午前中に主要なアトラクションを巡ることで、午後はより自由に時間を使えます。子連れに特におすすめの屋内アトラクションは以下の通りです:
- イッツ・ア・スモールワールド
- 白雪姫と七人のこびと
- ピーターパン空の旅
- ピノキオの冒険旅行
- プーさんのハニーハント
- ロジャーラビットのカートゥーンスピン
- バズ・ライトイヤーのアストロブラスター(近日クローズ予定)
- モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”
- 美女と野獣“魔法のものがたり”
- カリブの海賊
昼食は午前11時頃にとると、レストランが空いておりスムーズです。食後は、子どもの休息時間に合わせてシアタータイプのアトラクションでリラックスするのがおすすめです。例えば:
- スティッチ・エンカウンター
- ミッキーのフィルハーマジック
- 魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”
夕方はお土産を選ぶのに適した時間で、お土産は宅配センターでの配送手配も可能です。夕食は17時から入店すると、混雑を避けられます。
ディズニーシーでの過ごし方
ディズニーシーの訪問も基本的にはディズニーランドと似ていますが、子連れに適した屋内アトラクションが豊富にあります。特におすすめのアトラクションは以下の通りです:
- ソアリン:ファンタスティック・フライト
- トイ・ストーリー・マニア!
- ニモ&フレンズ・シーライダー
- アナとエルサのフローズンジャーニー
- シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ
シアタータイプのアトラクションはリラックスしながら楽しめます:
- タートル・トーク
- マジックランプシアター
- マーメイドラグーンシアター(現在一時休止中)
移動には「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」を利用すると便利で、アメリカンウォーターフロントとポートディスカバリー間を快適に結びます。
まとめ
以上で、雨の日のディズニーランドとディズニーシーでの子連れの効果的な楽しみ方、必要な持ち物、ベビーカーの扱い方についてご紹介しました。雨の日でも楽しめるポイントを活かして、ディズニーパークでの忘れられない思い出を作りましょう。ご覧いただきありがとうございました。