Edgeでショートカットが作成できない?まず確認したい原因
「Microsoft Edgeでショートカットを作ろうとしているのに、どこを見ても見当たらない」「右クリックしても、それらしい項目が出てこない」──こんな状況になると、ちょっと不安になってしまいますよね。
特に、これまでGoogle ChromeやInternet Explorerを使ってきた方ほど、「前は簡単にできたのに、どうして?」と戸惑いやすいものです。でも、ここでまず安心してください。これはパソコンが壊れているわけでも、あなたの操作ミスでもありません。
実は、Microsoft Edgeは他のブラウザと考え方や操作方法が少し違うという特徴があります。見た目は似ていても、ショートカットに関する機能の場所や呼び出し方が異なるため、「できない」と感じやすいだけなんです。
「右クリックすれば作れる」と思い込んでいませんか?
Edgeでつまずく方の多くが、この思い込みに引っかかっています。
ChromeやInternet Explorerでは、Webページ上で右クリックすると「ショートカットを作成」という項目が表示されることがありました。その記憶があると、Edgeでも同じ操作を探してしまいますよね。
でも実は、現在のEdgeには右クリックから直接ショートカットを作成するメニューが用意されていません。
どれだけ探しても見つからないのは当然で、「設定がおかしいのかな」「壊れているのかも」と心配する必要はないのです。
新しいEdge(Chromium版)になった影響
今使われているMicrosoft Edgeは、「Chromium(クロミウム)版」と呼ばれる新しい仕組みをベースにしています。
この新しいEdgeには、
・動作が軽くて速い
・セキュリティが高い
・拡張機能が豊富
といったメリットがあります。
その一方で、以前のEdgeやInternet Explorerにあった一部の機能は、操作方法が変更されたり、別の場所にまとめられたりしました。ショートカット作成も、その影響を受けている機能のひとつです。
そのため、昔の感覚のまま操作すると、「Edgeではショートカットが作れない」という印象を持ちやすくなってしまうんですね。
Windowsの環境による違いもチェックしておこう
基本的には、Windows10でもWindows11でも、Edgeのショートカット作成方法はほとんど同じです。ただし、次のような環境では注意が必要です。
・会社や学校から支給されたパソコン
・管理者によって制限がかけられている端末
・OneDriveとデスクトップが同期されている設定
こうした場合、ショートカット自体は作成されていても、表示場所が違っていたり、見えなくなっていることがあります。
まずは「Edgeの仕様によるものかもしれない」と、少し落ち着いて考えてみてくださいね。
Edgeでもショートカットはちゃんと作れます
ここまで読んで、「やっぱりEdgeって不便なのかな…」と感じた方もいるかもしれません。でも大丈夫です。
Microsoft Edgeでも、Webサイトのショートカットは問題なく作れます。
ただし、ChromeやInternet Explorerとまったく同じやり方ではなく、Edgeに合った正しい方法を使う必要があるというだけなんです。
Edgeでは、次のような方法が用意されています。
・URLを直接使う方法
・メニューからピン留めする方法
・Windows標準のショートカット作成機能を使う方法
慣れてしまえば、「むしろこっちの方が簡単かも」と感じる方も少なくありません。
特にパソコン初心者の方は、「難しい設定が必要そう…」と身構えてしまいがちですが、マウス操作だけで完結する方法もちゃんとあります。
ここからは、画面を見ながらそのまま真似できる、失敗しにくい方法を順番に紹介していきます。自分に合いそうなものから、気軽に試してみてくださいね。

EdgeでWebショートカットを作成する3つの方法
ここからは、Microsoft EdgeでWebサイトのショートカットを作る具体的な方法を見ていきましょう。どれも特別な設定や知識は必要なく、初心者の方でもそのまま真似できる手順になっています。
「どれを選べばいいのかわからない…」という方は、一番簡単そうに感じる方法からで大丈夫ですよ。
方法①:URLをドラッグしてデスクトップに置く方法
この方法は、Edgeでショートカットを作る中でも最も簡単で失敗しにくいやり方です。マウス操作だけで完結するので、パソコン操作に自信がない方にもぴったりです。
具体的な手順はこちらです。
- Microsoft Edgeを起動し、ショートカットにしたいWebページを表示します
- 画面上部にあるアドレスバー(URLが表示されている部分)を確認します
- URLの左側にある小さなアイコンを、マウスでクリックしたままにします
- そのままマウスを動かし、デスクトップ上で指を離します
これだけで、デスクトップにWebページのショートカットが作成されます。
「ドラッグ&ドロップ」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、やっていることはつかんで、そのまま置くだけです。
うまくいかない場合は、URLの文字を選択していないか確認してみてください。左端の小さなアイコンをつかむのがポイントです。
方法②:「スタートにピン留め」して使う方法
デスクトップがすでにアイコンでいっぱいな方や、スタートメニューからすぐに開きたい方には、この方法がおすすめです。
Edgeには、よく使うWebサイトをスタートメニューに直接登録できる機能があります。これを使えば、パソコンを起動したあと、迷わず目的のサイトを開けます。
操作手順はこちらです。
- Edgeでピン留めしたいWebページを開きます
- 画面右上にある「︙(点が3つ)」をクリックします
- メニューの中から「その他のツール」を選びます
- 「スタートにピン留め」をクリックします
これで、スタートメニューにそのWebサイトが追加されます。
デスクトップにアイコンが増えないので、画面をすっきり保ちたい人にも向いています。「毎日使うけど、デスクトップは整理しておきたい」という方には特に便利ですよ。
方法③:URLを指定してショートカットを作る方法
ここで紹介するのは、Windowsの標準機能を使ってショートカットを作成する方法です。少しだけ手順は多くなりますが、確実にショートカットを作れる安心感があります。
「前の方法でうまくいかなかった…」という場合でも、この方法なら成功しやすいですよ。
手順をひとつずつ見ていきましょう。
- 何もないデスクトップ上で右クリックします
- 表示されたメニューから「新規作成」を選び、「ショートカット」をクリックします
- 「項目の場所を入力してください」と表示されたら、ショートカットにしたいWebサイトのURLを貼り付けます
- 「次へ」をクリックし、わかりやすい名前を入力します(例:ニュース、メール、銀行など)
- 「完了」をクリックすれば作成完了です
この方法で作成したショートカットは、ダブルクリックするだけで既定のブラウザでWebページが開きます。
もし「Edgeで開きたいのに、別のブラウザが起動する」という場合は、Windowsの既定のブラウザ設定をEdgeに変更しておくと安心です。
ここまでで、Edgeでショートカットを作る基本的な方法はひと通り確認できました。でも、中には「ちゃんと作ったはずなのに見当たらない」「なぜかうまく動かない」というケースもありますよね。次は、そんなときに確認してほしいポイントを見ていきましょう。
それでもショートカットが作れないときのチェックポイント
ここまで紹介した方法を試しても、うまくいかない場合があります。そんなときは、操作ミスではなくパソコンの環境や設定が原因になっていることが多いんです。
「自分だけできないのかも…」と落ち込まなくて大丈夫ですよ。順番に確認してみましょう。
ショートカットが表示されない・消えたように見える原因
「確かに作ったはずなのに、デスクトップにない」という場合、次のようなケースが考えられます。
・デスクトップがOneDriveと同期されていて、保存場所が変わっている
・表示設定の影響で、アイコンが一時的に非表示になっている
・別のユーザーアカウントのデスクトップに作成してしまった
まずは、デスクトップの何もない場所で右クリックして、「表示」→「デスクトップ アイコンの表示」にチェックが入っているか確認してみてください。
これだけで「あ、あった!」と見つかることも意外と多いですよ。
会社・学校のパソコンを使っている場合
会社や学校から支給されたパソコンでは、管理者によって次のような制限がかけられていることがあります。
・デスクトップへのファイル作成が制限されている
・スタートメニューやタスクバーの変更が禁止されている
・セキュリティソフトがショートカット作成をブロックしている
この場合、無理に設定を変更しようとするのはおすすめできません。
心当たりがある方は、管理者や担当部署に相談するのがいちばん安全です。
再起動で直るケースも意外と多い
原因がはっきりしないときでも、一度パソコンを再起動するだけで解決することがあります。
再起動は、表示のズレや一時的な不具合をリセットしてくれるので、「なぜかできないな…」と感じたときには、ぜひ試してみてくださいね。
旧バージョンのEdgeを使っている場合の注意点
現在主流なのは新しいEdge(Chromium版)ですが、環境によっては古いEdgeを使っていることもあります。特に、長年同じパソコンを使っている場合は要注意です。
古いEdgeでは、今回紹介した方法がうまく使えなかったり、そもそも対応していない機能があることもあります。
Internet Explorerでの作成はおすすめ?
古い環境では、Internet Explorer(IE)が残っている場合があります。IEでは、右クリックからショートカットを作成できたため、昔のやり方に慣れている方には使いやすく感じるかもしれません。
ただし、Internet Explorerはすでにサポートが終了しています。
セキュリティ面を考えると、あくまで一時的な対処にとどめ、基本的にはEdgeを使うのがおすすめです。
Edgeの「IEモード」について
新しいEdgeには「IEモード」という機能もあります。これは、古いWebサイトをInternet Explorer互換で表示するためのものです。
業務システムなど特別な事情がある場合には便利ですが、ショートカット作成のためだけに使う必要はありません。
「そういう機能もあるんだな」くらいに覚えておけば大丈夫です。
作成したショートカットをもっと便利に使うコツ
せっかくショートカットを作ったなら、もう一歩便利にしてみましょう。少し工夫するだけで、毎日のパソコン操作がぐっと快適になります。
アイコンを変更して見分けやすくする
ショートカットは、アイコンを変えることで一目で判別しやすくなります。
- 変更したいショートカットを右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「アイコンの変更」をクリック
- 好きなアイコンを選んでOK
よく使うサイトほど、目立つアイコンにしておくのがおすすめです。
Edgeで必ず開くようにしたいとき
ショートカットを開いたときに、別のブラウザが起動してしまう場合は、Windowsの既定のブラウザ設定を確認してみてください。
既定のブラウザをMicrosoft Edgeに設定しておけば、どのWebショートカットもEdgeで開くようになります。
タスクバーやスタートメニューに固定する
毎日使うサイトは、デスクトップよりもタスクバーやスタートメニューに固定した方が便利なこともあります。
使い方の目安をまとめると、こんな感じです。
| 配置場所 | 向いている人 |
|---|---|
| タスクバー | 常にすぐ開きたい人 |
| スタートメニュー | 起動後にまとめて確認したい人 |
| デスクトップ | 見てすぐ使いたい人 |
自分の使い方に合わせて、無理のない配置を選んでくださいね。
ポイントまとめ
・Edgeでショートカットが作れないのは仕様によるものが多い
・右クリックに項目がなくても、故障や操作ミスではない
・URLのドラッグやピン留めなど、Edge専用の方法を使えばOK
・表示されないときは、同期設定や表示設定をチェック
・会社や学校のパソコンでは制限がある場合もある
・少し工夫するだけで、ショートカットはもっと便利になる
「できない」と感じていたことも、理由がわかれば意外と簡単だったりします。
ぜひ、自分に合った方法で、Edgeをもっと快適に使ってみてくださいね。

